社会福祉の場合、利用者のほとんどは高齢者ですから、様々な疾患を抱えていることが多くなります。
また、食事を取るという能力自体が衰えてきていることも多くなってきます。
そのため食事の種類も、エネルギー制限食、減塩食、脂肪制限食、たんぱく制限食、高たんぱく食などの治療食や、きざみ食、流動食といった食べる能力に合わせた食事など、多くの献立を立てる必要があります。
ただ、高齢者を対象とした福祉施設においては、栄養管理に関することもちろん大事なのですが、高齢者が食事を楽しめるということに重点を置かなければならず、その兼ね合いが難しいそうです。
また、健康増進法では、「特定給食施設であって、特別の栄養管理が必要なものとして厚生労働省令で定めるところにより都道府県知事が指定する施設」の設置者は、当該特定給食施設に管理栄養士を置かなければならないことを定めていますので、栄養士よりも、管理栄養士が求められる職場でもあるようです。